性のカウンセリングレビュー
性的トラウマからキャラを演じるようになった21歳女性②

前回から続いて2回目の時のレビューになります。
カウンセリングレビュー

それから2日後の夜、2回目の通話をしました。イチさんには初回の通話を通して私が思ったことを伝えてあり、2回目の通話では、その感想について順を追って話していきました。

なによりもキーになるのはやはり名前でした。
イチさんに、ハードルの高いことかもしれないけど本名を言ってごらんと言われました。
私は名前を言ったらどうなるのだろうと不安でいっぱいでした。

本名を言えば"わたし"を知られてしまう。
それがとても怖かった。

いつまでも言い出せずにいる私にイチさんは急かすことなく、じっと待っててくれました。
その事に申し訳なさを感じつつも有難く思いました。

私が言い出すのをちゃんと待っててくれている。
その事実に少しだけ勇気がわきました。
私は意を決して本名をイチさんに言いました。

ついに言ってしまったー!と思いました。
不安とか緊張とか、いろんな感情が入り混ざってごちゃごちゃしてました。

そして、イチさんが今から本名で呼ぶから呼ばれた時にどんなふうに思うかちゃんと自分で感じてごらんと言われました。

本名でイチさんに呼ばれて、イチさんがどう思った?とききました。
嫌だと思ったか?と聞かれて、本名を呼ばれて嫌ではない自分がいました。
嫌ではないけれど、呼ばれたくないというかやっぱり本名はできるだけ言わないで欲しいと思いました。

それは恥ずかしさからなのか、ただ慣れないからなのかよく分かりませんが、きっとそういうのも全部含めて自分の中で整理ができなかったのだと思います。

私はイチさんに嫌ではなかったけど、やっぱり本名よりもネットの名前で呼んで欲しいと伝えました。イチさんは快く分かったと言ってくれました。


話の中でライトの話がありました。

「常に強い光を浴びていると人は目が慣れてくる。でもその光を遮られて、また浴びたらどうなるか、今までは慣れて平気だった強い光が眩しくて目をつぶってしまうよね。今まさにその状況で、だから本名で呼ばれることも嫌なのかもしれないね。」

そう、イチさんに言われました。最初はよくわからなくて、それを伝えると、イチさんは私が理解するまでゆっくりと丁寧に教えてくれました。

通話中は聞きながらも、わかったような分からないような、そんな感覚でした。
通話を終えたあと、よく考えてようやくイチさんの言っていたことがわかりました。

今までエロいことをしてきた私は強い光を常に浴びている状態でした。
それが高1の初体験のあと、その光が遮られ、そしてまた光を浴びました。
私は眩しくて、手で目を隠しました。でもその手は私の手ではなく、私がネットで演じている私じゃない私の手だったのだと思います。
だからこそ私はわたしであり、わたしじゃない。そんな感覚なのだと思いました。

仮想自分の話もしました。私には昔から自分では無い誰かになるのが好きで、漫画などにもよく影響されました。
だから"ワタシ"を作り出すのはあのことがあったからと言う訳ではなく、前からあったということを伝えました。

その事を話すとイチさんは、昔はなりたい自分で、今はそうじゃないけど防護壁のためのものなんだろうねと言われました。
なるほどと思いました。そう言われてみると確かに、昔は憧れなどからキャラになりきることをしていたなぁと思いました。

そして今は心を守るために作ってる自分
そうか、そうなのか、と自分で納得しました。


私は通話終了後、色々考えた結果、あることに気がつきました。
今更ではありますが、本名での私を"わたし"、ネットでの私を"ワタシ"と表記することにします。
私はふと、自分自身を色に例えてみました。
なぜ色なのか、というのは通話の中でイチさんに初体験のことがあったからと言って、相手の色に染った訳では無いだろ?という会話があったためです。

相手の色が黒だとして、私は対して白。
そして"わたし"はきっと真っ白なのだと思いました。何色にも染まらない真っ白な綺麗な自分を保つこと、それは芯があって折れない気高い自分。そうでありたいと、そうで在らなければと、半ば洗脳のように思っていました。

過去のことで相手の色に染った、という感覚はないけれど、汚れた、汚された、という嫌悪感やら不快感から自分から黒い色が出てきて白を少しずつ少しずつ侵食していってるイメージが浮かびました。

白の自分、でも端の方でグレーやら黒になっている自分もあって、もう自分は真っ白な綺麗な気高い自分では無いのだと自覚するのが嫌で怖くて不安で、それを"ワタシ"の存在を知らない人に知られるのが怖くて、知られたあと拒絶されて冷めた目で見られるような気がして嫌で怖いという感覚があるのではないかと思いました。

"ワタシ"という存在は、そんな白じゃない部分を切り取って合わせたものなのかもしれない。
黒もグレーもあるし、きっとほかの色もある。
もちろん白い部分もあるからふとした時に"わたし"になる時があるのではないか、と思いました。

でも白は白でも"わたし"は眩しいくらいの白。染まらない強い白。"ワタシ"の白は何色にも染まれる弱い白というイメージでした。

2回目の通話でイチさんと初めてそういうことをしました。詳しいことはここでは伏せさせていただきますが、その体験を経て、私は、そういうことをすることに幸せ、とか嬉しいという感情を初めて知りました。
イチさんに、今まで気持ちいいことが幸せとか嬉しいって感じたことある?と聞かれ、私は何が言いたいのかよくわかりませんでした。

気持ちいいという感情以外に、他に何があるのかよくわからなかったのです。

もちろん今まで色んな人とネットのみでそういうことはしてきましたが、そこに気持ちいいことが幸せ、というものはありませんでした。

相手が私で興奮してくれていることに喜びは感じますが、自分自身が気持ちいいから幸せ、というのは感じたこともないし、そもそもそこにそのような感情がわくことすら知りませんでした。

よくわからない私にイチさんはゆっくりと順序だてて教えこんでくれました。
そして私はこの時に、初めて気持ちいいことが幸せだと思いました。

こんなに満たされるものなのか、と驚きました。
身体の感じ方も、心の感じ方も、全てが今までとは違いすぎて、体がおかしくなってしまったような気さえしました。
驚きすぎて頭は追いつかないし、気持ちよさとあいまってふわふわと夢見心地のような感覚でした。



以上、2回目までのレビューとなります。

本来ならイチの所感などを書くのもいいかなとは思ったのですが、そうすると読む人に対して見方の方向を決めてしまうことになってしまうのでやめておきます。

読んでどう思ったかどう捉えたかなど、皆さんそれぞれが抱いたことを大事にしながら形にしていってくれれば嬉しいね。


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