被虐願望:噛まれたい

噛まれたいという心理や噛まれるのが好きという性癖を持つ女性に対して行うことの多い行為の一つ。
今回は体験の中で行う噛むという行為だけでなく、噛まれたいと思う心理について解説していく。

噛む行為が好きな場合は性癖として割合多く存在するバイティングと呼ばれる。
性癖の噛み癖調教としての噛むは意味合いが異なる。
調教の中では噛むという行為を痛みを与える手段と痕を残すことで所有権を主張するために使用している。
道具や手を使ってのスパンキングで一瞬の苦痛を与えるのではなく、口という体内に直に触れて継続して行うために噛まれている部位の主導権を相手に握られているという意識を持たせることも可能。
調教噛み跡


調教例

調教時に必要な物は責め手の口と歯、受け手側の体。
さらに、責め手の噛み方や与える強さの度合いを見極める経験と受け手の噛まれることを許容できる服従心が重要である。

壱ノ慈が噛む行為をする場合は二の腕・肩・内股・乳房・尻・背中などに噛みつき、痛みを与えつつ歯型や痕を残すようにしている。
キスマークと同じように痣を残された側は行為後しばらくの期間痣を見返して行為を思い出したり所有されていると体感することが可能。

組み合わせ

・噛みつき+拘束

手や足を拘束し、抵抗できないようにしてからの噛みつき。
身をよじるか声を出すことでしか抵抗できないので受け手が絶対的立場の差を感じやすい。
同時に恐怖心も湧く可能性があるので受け手の状態には注意が必要。

・噛みつき+挿入

挿入した状態での噛みつき。
肩など体格差を考慮した位置に限定されるが、挿入されていることの快感と同時に噛みつかれることの痛みを感じるために痛みが快感に変化する場合もある。
女性の場合、体の内部だけでなく噛みつかれている部分も支配されていると感じることがある。
痛みによって挿入の快感が減少する場合もあるので注意が必要。

・噛みつき+拘束+猿ぐつわ

拘束に猿ぐつわも加えた状態での噛みつき。
声での抵抗ができなくなるためほぼ一方的にされるがままになる。
信頼関係が構築されている場合は、奴隷側が主人に蹂躙される自分という意識に持っていくことも可能。
信頼関係が気づかれていない場合はどれだけ叫んでも止まらないという大きな恐怖心がトラウマになってしまう可能性があるので最も注意が必要である。

注意点

噛みついて痛みを与えるもしくは噛み付いて歯型や痣を残すためなので責め手側の敷居は低いように思われるが受け手の状態の見極めなど簡単に思って行うと受け手側に不信感や恐怖心を与えることになってしまう。
対して、受け手側は痛みや痣を残すことになるので痛みが単純な苦痛や不快感になったり痕が残ることに抵抗がある場合は行うべきではない。
特に、受け手側に彼氏や夫がいる場合や仕事上噛まれた箇所を露出する格好をする可能性がある場合には痕が残らないように噛むか噛むという行為自体行わない配慮が必要である。


総評

  • 噛みつくことを介した苦痛による気持ちよさと服従心による所有されている気持ちを出すための調教
  • 二の腕・肩・内股・乳房・尻・背中などを噛むことで痛みと痕を与える
  • 噛みつきに対する反応がプラス方面かマイナス方面かの判断力が必要
  • 判断がつけられない場合は事前に話をした上でNGサインと事項を決めておくのがいいだろう


【噛まれたい・噛まれることが好きな心理】

さて、検索でここにたどり着いた女性はなぜ自分が噛まれたいのかを知りたい方が多いでしょう。
ここからは今まで噛まれたいと言ってきた女性や噛むことで興奮するようになった女性の特徴を書いていきます。

1、自分に自信がなく不安になりやすい
2、痛みが心地いい

「噛まれていると相手が自分のことを必要としてくれてると感じる」
「噛まれている痛みで強く相手のことを認識できる」
「噛まれる痛みで自分はここにいるんだっていうのがはっきり分かる」
というものでした。

これは、
「噛まれることで自分を噛んでくるくらい相手が自分のことを好きだと思える」
「価値を感じていないので自分の存在が希薄だが痛みによって自分を確認することができる」
という心理が働いているからです。



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