セックスが苦痛だった状態から初めてイクまで変化した22歳菜月の記録

「セックスしても気持ちいいと感じないしイクわけもなく苦痛でしかないです」
応募時にそう言ってきた22歳菜月。

今回はイチからの補足と彼女から聞き取った体験前後の変化の記録という形の記事になります。

応募後最初の通話での会話
菜月「友達は潮吹いた話をしたり、すごいいいものっていうのだけど私はセックスが好きじゃないんです。だけど、彼氏が良いと思うなら別にいいやって思ってしてきました」

イチ「別にいいやって思うのならそんな気にすることないんじゃないかな?」

菜月「でもイッたこともないし、してても何とも思わないから苦痛でしかないです」

イチ「それって、別にいいやと思いきれてないよね?
嫌なことを我慢して、別にいいやって自分に言い聞かせてるだけだよね」

菜月「そうです…」

イチ「嫌と思いながら我慢し続けるって、結局それに対する嫌という気持ちを積み重ねていくから増すばかりだよ」

菜月「たしかにそうですよね…。でも、友達に相談しても不感症とかそういうのばっかで何も変わらなかったんです。数をこなせばよくなると言ってた友達もいるけどそれは嫌なのでずっと悩んでます…」

嫌だけど我慢して続けるというのは、技術向上したり他者からの対応が変わることで変化する可能性がある場合のみ効果があることです。

なので、菜月の場合は「嫌なことを耐える」ができるようになっただけで嫌が変わるわけじゃなかったんですよね。

次に菜月に昔の話を聞いていく。

初体験は17歳の時で片思いをしていた年上の相手と車の中でというものでした。

初めてのセックスをしたものの付き合ってはもらえなかったが、好きであるがゆえに相手に対して「セフレでいいよ」と言って続けた。
菜月いわく、「つなぎとめるならなんでもよかった」

結局しばらくすると関係は途切れ、菜月の中でやり捨てになってしまった。


「初めてが好きな相手と車で」
→好きな相手に大切にされなかった

「好きだからセフレでいいよ」
→一緒にいるために、本当はよくないけど

「つなぎとめるならなんでもいい」
→別のことの方がいい、気持ちよくないしつらい

「自分の中でやり捨てになっちゃった」
→嫌なことをしてまで頑張ったのに結果がこれ、自分バカだな

結論
したいという気持ちでなく、それしか手段がないと仕方なくしていたもの。
そうして自分の本来の気持ちを否定してごまかしながらしていって、最後も結局だめになった。
それにゆえに菜月にとって自分がするセックスというものが「自己否定」の象徴になってしまった。

これらの経験以外にも自己否定につながることが多く、その結果菜月は「自分はいつもきつい状態の中で我慢するのが正しい。」という思い込みに支配されてしまっていました。

・これに対してイチがしたこと
欲を出さず求めず一方的に我慢するという、「自分を押さえつけて生きる」考えになってることを指摘。
菜月自身がしたいことや、あり得ないことと思っていた欲求などについて聞いた上で性に対するカウンセリングをおこなっていきました。



そうして後日体験となり、菜月はイクことに成功しました。
元々苦痛だったということもあり、それがなくなった分振り幅が大きくなったのも一因かなと思います。


以下、体験数日後に菜月と話した際に口頭で聞いていった記録でこの記事は締めとなります。
・体験前状況
彼氏だから求められればセックスしなきゃと思っていた。
・体験前セックスについて
自分がするのも(キスもフェラも)される(前戯挿入含め)のも嫌だ
だからその時間が苦痛(終わった後にやっと終わった…)
・体験前気持ち
セックスしたいと思わない
自分はイけないし、気持ちよくないし、早く終わって欲しい
周りの友達がセックスに対して前向きな気持ちを持ってることに羨ましいと思い、自分はダメな女だと劣等感を持ってしまっていた。


・通話した時の気持ち
ブログを見たときに自分が求めていたのはこういう人だ!と思ったので早い段階で応募してみた。
応募したものの、もしかしたら女の子を探してるだけの人なんじゃないかと疑う気持ちもあった。
でも実際に話してみたら、私のことを1人の女の子として見てくるんじゃなくて、ちゃんと私という人間を見てくれながら話を聞いてくれた。
だから通話してから少し経った時点で私の直感は合ってたと安心した。
そのあと、私の性の悩みを話すと、イチさんは私が今までなんとかしようと思ってずっと考えてきた事と全然違うところの話を聞いてきた。
そしたら、今まで考えもしてこなかったことだったのに「あ、その通りだ」となりました。
出口の見えない迷路にいたのに、実は出口があったんだと気づいたような気持ちでした。
それで、この人に自分のセックスに対しての概念(印象)を変えて欲しいと強く思った。
人生で初めてこの相手とならセックスをしたいと思った。
けど、まだ実際に会ったわけではないから100%信用できるわけじゃないとも思っていた。
だから、自分のこのセックスをしてみたいと思った気持ちが薄れる前にどうなのかを早く確かめて
みたかったので、体験をお願いした。


・体験時のセックスについて
ソファーで抱きしめられながらキスをした時に、イチさんの腕に抱きしめられてる感覚を感じながら「恥ずかしいから逃げたいんだけど逃してほしくない」と思った。
いつの間にか自分からキスしていた。
今まで自分がしてきたことなんだったんだろと思うくらい気持ち良かった。
今までのセックスの最中はずっと冷静だった。
だけどイチさんとしてるときは途中から頭が真っ白になっちゃってた。
一番びっくりしたのが、自分がフェラができたこと。
彼に前の彼女と比べられて「元カノはもっと上手かったけど◯は全然ダメだね」と言われたことがあってしたくなかった。
さらに、フェラなんて男を気持ちよくさせるだけで自分にメリットないし、私はセックス自体全然気持ちよくもないしイケもしないのに「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう…」と嫌悪感がすごかった。


・体験後の気持ち
したいと思ったのも初めてだしイったのも初めてだったのに、もう1回したいと言った自分が未だに信じられない。
私がイチさんにフェラをしてることに対して、イチさんが気持ちよくなってくれていたことが嬉しかった。
それで、相手にもっと気持ちよくなって欲しいと思う感情も初めてだった。
その日2回目の時、イチさんにしてたら濡れてしまっていてびっくりした。

お別れして地元について仕事に向かう時泣きそうになってしまいました。

今回いろんな初めてのことがあって良かったんですけど、なによりも自分は感じれない女なんじゃないかと不安に思っていた私が感じたりイくことができる体ということが分かったことがなによりも安心できました。

本当にありがとうございました!



と、ここで終わるかと思いましたが後日菜月から次の体験時に言いたいことがあると言われました。
そして2回目に話を聞いてからの体験感想に続きます。
性暴力のトラウマを抱えていた女性からの体験感想




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